チビカメ大活躍
業務に使うビデオカメラ(テレビカメラ)は大きさで分類すると主に3種類になります。
まず、デカカメ↓
箱形の大きな筐体に箱形のレンズがつくもの。Symphonicsでは所有しておりませんが、必要に応じてレンタルなどで対応いたします(ちなみに写真のカメラマンは私です)。
次にハンディカメラ↓
Symphonicsではこのタイプを最もよく使います。VTRと一体となってカメラ単体で記録できるものはENGカメラと呼んだりします。VTRのついていない単体カメラでもトライアキシャルケーブルやマルチケーブルなどでベースと繋いでスイッチング収録に使ったりします。
最後にチビカメ↓
小型のカメラで、肩に担ぐタイプではなく、ハンドヘルド型です。「デジ」と呼ばれることもあります。
(おそらく以前はENGカメラはべーカムなどのアナログが主流で、それに対して小型デジタルビデオカメラであるこのタイプのものをデジと呼んだんだと思います、あくまで推測です)。
土、日、月、と3連続で撮影の現場があったのですが、いずれもチビカメでの撮影でした。
しかもそのうち2件はイベントのビジョン出し。
おそらくこれを読んでおられる同業他社さんは
「えぇ! ビジョン出しにチビカメ!?」
と驚かれるかもしれませんが、実際そうだったのです。
会場が狭いことや、イベント内容的にチビカメで十分だろうという判断でした(コストの問題もありましたが)。
いずれの現場も私がカメラを振ったのですが、ビジョン出しで撮影が難しくなるのは
記録も両立しなければいけない場合です。
ビジョン出しに適切な画と記録で残すために適切な画が違うために
それらを両立させるのは結構難しいのです。
記録に必要な画はスクリーンに生カメラの映像が出ていないときに撮影するなど工夫が必要です。
土曜日の現場は記録もありましたので苦労しましたが、逆に月曜の現場はビジョン出しのみでした。
こうなると一気に画が作りやすくなります。
たとえば大型スクリーンを背に演者さんが並んでいて、スクリーンの下側が演者さんと被っている場合
画面の上半分(演者さんと被っていない部分)だけを使って画を見せたりできるのです。
記録もある時にこのような画づくりをすると、後々
「なんだよこの構図、へったくそなカメラマンだなぁ」と思われてしまうのです。
とりあえず、3日間の現場は無事終了。
以前からつくづく思っているのですが、これからの映像技術プロダクションにおいては
チビカメや家庭用カメラも上手に使いこなせることもスキルのうちなのでしょう。
灯台もと暗し?
先日、演奏会のプログラムに載せていただくためにSymphonicsの広告のデザインをしました。
そこで、背景に何か写真が欲しいよね、ということになり、バイオリンの写真を入れることにしました。
過去に撮ったデジカメデータなどを漁ったり、Webでロイヤリティフリーのものを探したのですが、いまいちしっくりくるものがありませんでした。
うーん、困ったね、と思っているところへ、ふと事務所にバイオリンが置いてあることを思い出しました。
経理のOさんの私物です。
かなりの年代物で、お値段も相当するであろうバイオリンを広告(しかも白黒)の背景に使おうというのだから、贅沢な話。
しかも今日はデジタル一眼を事務所に持ってきておらず、携帯で撮る始末。
↑事務所内楽器撮影会。
私はアマオケのトロンボーン奏者でしたが、トロンボーンなんざ30万円出せば高級品ですからね。
弦楽器の価格は桁が違うので取り扱いも緊張しました。
撮影と音の編集
今日はお仕事仲間の方からのご依頼でカメラマンとして体一つで撮影して参りました。
合唱祭の撮影だったのですが、新型インフルエンザの影響で大ホールではなく近くのホールで2日間にわけてひっそり(?)やることになったんだとか。
私の周りでも学校系のお仕事をされているところでは、インフルエンザによってイベントが延期や中止になるなどして仕事に影響が出ている方も多いです。
今日の撮影自体は15時過ぎには終わり、翌日も続きでイベントがあるため撤収もなく終了。
現場から帰ってきた後は、先日録音した合唱のミックスを行いました。
メインマイクの音を基本として、それに合唱サブマイク、ピアノマイクなどをうっすら足してバランスを整えます。さらに残響をつけたり、EQ(※)をかけたりして最終的なミックスとします。
さて、明日は晴れるみたいです。
とは言え編集室に籠もって作業の予定ですが…
※EQ=イコライザー…特定の周波数帯域を強調したり減衰したりさせることによって、低音を強調したり音色を変えたりします。
録音のお仕事
昨日はめずらしく映像ではなく録音のお仕事でした。
お仕事仲間から中学校の合唱コンクールの録音依頼があり行ってきました。
なんでも、その録音業者さんでは今日一日で現場が5件あるんだとか。
Symphonicsとして合唱コンクールのお仕事をお請けしたことはほとんどないのですが、たまにこのようにしてヘルプ的に合唱コンクールのお仕事をいただくことがあります。
メインマイクはこちら
そして録音ベースはこちら。
メインマイク2本、合唱サブマイク2本、その他ピアノなど2本のマイクを立て、合計6チャンネルの録音でした。ProToolsで録音をして後でミックスして納品します。
中学校の合唱コンクールは私自身もいい思い出がありますし、何よりもみんな熱の入った演奏でとても楽しませていただきました。
青春の1ページの記録に少しはお力になれましたでしょうか。
オーケストラと吹奏楽の撮影
週末は2日間とも撮影でした。
土曜日は都内でのオーケストラと合唱のコンサート撮影。16:9ワイド画面でとの発注をいただきましたので、カメラ全台ワイド対応のもので撮影しました。



(写真、左上…1カメ、右上…2カメ、左下…3カメ、右下…4カメ)
客席のカメラを2階席に上げた方がいいのか1階席最後列にしようか悩んだのですが、合唱ステージがあることや、1階席最後列にバンダの鐘があることなどから1階席最後列からの撮影としました。
比較的高さのあるホールでしたので、1階席からオーケストラを撮ってもそれほど苦しくありません。
1階席の方が袖のベースからのケーブル敷設が楽ですし…
その翌日はこれまた都内で吹奏楽演奏会の撮影でした。
なかのZEROで行われた吹奏集団 風の和さんの定期演奏会。こちらも4台のカメラでの撮影でした。
大変エネルギッシュな演奏で、スタッフ一同圧倒されながらの撮影でした。
変拍子続きの曲でテンポも速く、スコアリーディングが難しかったのですが無事に撮影終了です。
両日の演奏会、現在鋭意編集中です。
完成までもう少々お待ち下さい。