アンサンブルコンテスト秋田県大会 ~技術的なところについて~
ブログでは久しぶりの登場です。サトサンです。
先日のアンサンブルコンテスト秋田県大会では、たくさんの方にブースに足をお運びいただきましてありがとうございました。
ただいま、商品を絶賛生産中でございますので、発送まではあと少しお待ちください。
さて、私は今回の収録の技術的な部分について書いてみようと思います。
アンサンブルコンテストの収録は3台のカメラで行っております。
↑こちらが1カメ。
リモコンカメラです。ということは無人です。
↑こちらが2カメと3カメ。
2カメはアンサンブルのGS(グループショット)で固定です。
3カメはカメラマンが操作します。36倍レンズをつけていますので、ホール2階席からでも楽器の手元まで寄った映像を撮ることができます。
収録ベースはこんな感じです↓
左のラックが映像機材で、それ以外が録音機材です。
圧倒的に録音機材の方が多いですね。
デジタルミキサーを使うことで、ここまで機材を持ってこなくても同じような機能はあるのですが、どうしても私の制作魂が機材量に表れてしまいます笑
映像のスイッチングとリモコンカメラの操作は一人で行います。
映像スタッフはカメラマンとリモコンカメラ兼スイッチャー、そして記念写真撮影シーンを撮影するENGカメラがおります。
写真撮影シーンのあとは、一人一言インタビューも収録させていただきました。
10年後に見ても、20年後に見ても、記念になる映像を目指しております。
さて、録音についてですが、即売CDを販売する関係で色々とがんばらなくてはいけません。
メインマイクはホールの三点吊り装置に取り付けているのですが、そのほかにステージ下にサポートマイク。
写真にはありませんが、バウンダリーマイクも使用しております。
↑下の赤いのがマイクプリアンプという、マイクから来た信号を増幅する機械。
ここで、増幅された信号がミキサーに入ります。
その上の黒い機械はミキサーで作られた2chミックス音声を、CDやDVDにした時に聞きやすい音圧まで持ち上げて、自然なレベルにしてくれるマキシマイザーというものです。
↑レキシコンと書かれているのはリバーブ(残響)を作り出す機械です。
デジタルミキサーにもリバーブの機能があるのですが、こちらの方が断然綺麗な空間的なリバーブを作ってくれます。
その下のグレーの機械はデジタルディレイ。
今回は音声を4秒遅らせています。
4秒前の音をCDライターで録音することで、団体名アナウンスもCDに入れることができるのです。
そのCDライターがこちら。
アンサンブルは入れ替わりがとても早いので、2台を交互に使って録音しないと間に合いません(汗
アンサンブルの録音で大変なのは編成による音圧の違いです。
打楽器アンサンブルとフルート3重奏ではかなり音圧が違いますよね。
転換の合間にマイクプリアンプのレベルを動かして、適切な音量で録音できるよう、がんばっております。
こうして収録された映像、録音はシンフォニクスオンラインショップでお求めいただけます。
今月中の発送を予定しておりますので、もう少しお待ちください。
アンサンブルコンテスト秋田県大会に行ってきました~受付周り~
皆様こんにちは。ササキチです。入社3年目にしてようやく初ブログです。
1月の18日と19日、秋田市文化会館にてアンサンブルコンテストの収録を行ってきました!
2018年5月に秋田県民会館が閉館してから、こちらのホールにはよくお邪魔するようになりました。
今年も何度お世話になるか分かりません。どうぞよろしくお願いいたします。
夏の吹奏楽コンクールと同じく、冬のアンサンブルコンテストでも会場ロビーにてCDの即売とDVD・Blu-rayのご予約を承っておりますので、
こんな感じに受付ブースを組ませて頂きました。
限られたスペースに売り場を作るのは難しいですが、準備の作業ってわくわくするので私はとても好きです。
売り場は表から見るとあまり気になりませんが…
テーブルクロスの長さが足りず無理矢理ごまかしていました。笑
次のコンクールまでにテーブルクロスを新調する予定ですので、どんな外観になるかお楽しみに!
ちなみに、今年の大会からブースでは各種カードのほかに、PayPayも使えるようになりました!
また、ご自由にお持ちくださいコーナーにはオリジナルステッカーと人気のある缶バッジもありました。
2日間、たくさんのお客様にご来店頂きました。
本当にどうもありがとうございました。
こちらの大会の商品はこちらからご注文いただけます!
秋田市での撮影
こんにちは! サトサンです。
ブログをがんばって更新しないと!と思いつつ、なかなかできておらず申し訳ございません!
(TwitterとかFacebookとかInstagramを更新していると、つブログがおろそかに…)
さて、前回の投稿とは時系列が入れ替わってしまいましたが、9月、10月は秋田市での撮影が多数でございました。
秋田県民会館がなくなってしまった今、すっかり秋田市文化会館にお邪魔する頻度があがりました。
ここのホール、秋田県民会館でもそうだったのですが、カメラケーブルを2階席からそのまま下ろすと、客席や通路におりてしまうので、一工夫が必要です↓
丸ベースのマイクスタンドどシズ(おもりのことですね)を活用して、ケーブルを壁側に寄せます。
ちょっとしてことですが、お客様の安全と視野を邪魔しないように、細心の注意を払っております。
ちなみに、シンフォニクスで使っているシズは元々の私のホームグラウンドであります、今はなき本荘文化会館でかつて活躍していたシズでございます。
(正規のルートでいただきました)
撮影のなかでは、部訓の入ったお弁当をいただいたりもしました↓
このようなお弁当をいただきますと、撮影にも気合いが入ります!
(常に全力モードですが)
心から心へ伝わる映像が撮れたでしょうか。
(すみません、鋭意編集中でございます。サンプルもう少しお待ちください)
秋田市での撮影は秋田市文化会館以外でも、学校の多目的ホールを使った温かいコンサートの撮影もいたしました。
部員数がとても多いのに、敢えて学校での定期演奏会。
お客様との距離を縮めたいという意図からなんだそうです。
学校での撮影は我々からすると、吊りマイク装置がないので、見た目はごめんなさいですが録音用のマイクを立てたり、イントレ(カメラ台の業界用語ですね)を組まなければいけなかったりと、やらなければいけないことや、機材そのものも増えてしまうのですが、大変な以上にやりがいを感じます。
で、話は秋田市文化会館に戻るのですが、なんでかこのホール、吊りマイクのL-Rを間違うよなぁと思っていたのですが、思わぬトラップがありました。
ステージは客席から向かって、左が下手で右が上手。
録音的にはLが下手で、Rが上手。
でも、端子盤は、左に上手、右に下手。
つまり、見た目と逆になっているのでした。
皆さんも、秋田市文化会館で録音をされる際にはお気をつけください。
サトサン
3000人の大いなる秋田 特別公演!
2018年10月8日に、秋田県立体育館で行われました、「3000人の大いなる秋田 特別公演」を撮影させていただきました。
協賛企業になりましたので、スポンサーボードに弊社のロゴが!
嬉しいですね^^
カメラ5台の収録でしたので、機材もたくさん!
36倍望遠レンズ2本、マーチングの全景フォーメンション撮影用のショートズームレンズなど、レンズだけでも色々です。
マーチング、ドリルステージでは、フロアにカメラをおろして、ドリーで撮影しました。
36倍レンズを使うことで、広い体育館でも、クラリネットの手元や、さらにはホルンの手元、トランペットのベル先まで撮れました!
ホルンの手元は、大いなる秋田を演奏したことがある人なら知っているであろう、県民歌の合間に入る「ポーンポポッポッポーン」で狙いました!
(知らない人からしたら、何のことだか…)
体育館ということで録音も苦労しまして
どーん!とメインマイクを目立たないように立てさせていただきました。
このほかに、色々とマイクを立てまして、合計8本のマイクで録音しております。
このような感じで撮影された映像は、弊社のオンラインショップから購入できます!
(結局宣伝かい!)
リンク:シンフォニクスオンラインショップ
協賛企業ということで、後日放送されたテレビ番組で弊社のCMもオンエアされました!
大いなる秋田の初演から50年という節目の年に、初演の時と同じ秋田県立体育館体育館で、しかも3000人で大合唱という、感動的な場面に立ち会わせていただきまして、本当に嬉しく思います。
今年の11月25日には、「大いなる秋田東京公演」も行われます!
文京シビックホールにて14時から開演です。
大いなる秋田イヤーの今年、ぜひ足をお運びください!
サトサン
秋田県大会県南地区大会に行ってきました
こんにちは。Miphonicsです。←2号です。最近、2号というネームを変えようか考え中。
さて、約2週間ほど前になりますが、秋田県の湯沢文化会館にて全日本吹奏楽コンクール秋田県大会 県南地区大会の撮影に行って参りました。
弊社で撮影と録音を承るのは今年で2回目となるこの大会、昨年同様、即売CDのほか、DVD・Blu-rayの予約販売を行いました。
事前準備は申込み作成から、封筒袋詰めまで。
当日、演奏を聴きに来られるお客様は、ロビーで申込書をお配り出来ますが、
事前に出演団体様へ申込書一式をお渡しします。
ほとんがオンラインショップでの注文になりますが、宣伝の意味も込めて配布をしております。
http://shop.symphonics.jp/
ロビー受け付けはこのような感じでした↓
その場で撮影した映像を流すと、ブースに華やかさが出ますね。
そして、私が主に担当させていただきましたのは、こちらのCDのマスター作成です↓
1団体のマスターを作成するのに、演奏終了後、だいたい3分くらい時間を要します。
このあと、ブーススタッフが来て、ロビーで生産を行っております。
ですので、実際にブースに商品が並ぶのは演奏終了後、20分~30分でご用意しております。
(早ければ、演奏終了後5分で店頭に並ぶ場合も!?)
小編成で転換が早くなると、マスターを作るのが、ギリギリ!笑
CD-Rに焼くので、作業は、ほぼ機械。「早くー!」と祈りながらの作業。。。
今回も大きな事故もなく、修了しました。お客様に録音楽しんでいただけているかな。
さてさて、一番重要な撮影・録音は、ステージ袖です↓
やたら、録音の機材が多い。。。笑
普段は、録音機材少ないのですが、今回は撮影スペースの倍以上のスペースを使って盛大に録音しておりました。笑
今回録音しながら心に残った1枚↓
(若干、髪のハネが気になりますが、車に荷物を取りに行った際、雨に降られた私です笑)
演奏スタート前に、何人か退場口近くに集まってくる団体があります。
ご存じの方もいるかと思いますが、コンクール規定の演奏人数により、ステージ演奏に参加出来なかった子たち。
人数がすくなくても参加は可能ですが、多いと規定内に納めるためステージ演奏に出来ない生徒さんが居ます。
ステージを見る姿が、一緒に演奏しているようで(時には運指をしたり、時には一緒にブレスしたり)、
ほんとに一緒に頑張ってきたステージなんだなぁ。と思った瞬間でした。
生徒さん、みなさんのコンクールですね。
たくさんの方にブースにお寄りいただき、とても感謝しております。
現在、編集作業中です。今しばらくおまちください。
初回の発送は8月中旬~下旬を予定しております。
第58回全日本吹奏楽コンクール秋田県大会 県南地区大会の商品はこちらご注文できます↓
http://shop.symphonics.jp/
次回は、ゆるいblogでも書こうかな。
Miphonics