私どもシンフォニクスはあらゆる映像コンテンツを生み出すプロダクションです。 このブログは、そんな私どもの日常を綴って参ります。

アンサンブルコンテスト秋田県大会~本編未使用の映像素材たち~

2020 - 02/03 [Mon] - 18:44

皆様こんにちは。ササキチです。

先週からアンサンブルコンテストの編集を進めていましたが、
つい数時間前にようやく全編集が終わりました!!!

これからマスター用のDVDやBlu-rayを作るので、皆様のお手元に届くまでもう少々お時間を頂きます。
商品の到着まで今しばらくお待ちください。


さて、アンコンの編集が終わったわけですが
大会期間中、撮影スタッフは演奏を収録している合間に
EOS 7Dを使用してこんな感じでオープニングやエンディング映像につかう素材を撮っておりました↓



楽器を搬入しているところや、表彰式での生徒さんたちのリアクション、など…
思い出に残る映像となるために、演奏の合間の休憩時間はカメラを担いでホールを駆け巡っていました。

今回はオープニングとエンディングの映像2つ合わせて3分半ほどになりましたが、
尺的な問題などでDVD・Blu-rayに入ることの無かった映像が山ほどあります。。。

日の目を浴びることのない素材たち、
これでは少しもったいないので、こちらの場所をお借りして振り返りを兼ねて紹介させて頂きたいと思います。


まずは開場風景。
係のスタッフがドアを開ける瞬間から↓


お客さんが入場されていったん落ち着くまでを通して撮っていました(5分弱ほど)↓


予定では、こちらの素材は早送りにして使うつもりでしたが
尺の問題などなど諸々ありまして、お蔵入りに…
次コンクールで同じように撮るとしたら、もう少しあおり気味に撮りたいなと思います。


続きましてこちら↓
ホール外から…


会場となる大ホールへ入り↓


ロビーを通って↓


客席越しのステージ!!


こちらの映像、実はEOSではなくDJIのオズモポケットを使用して撮影したものです。笑
階段の上り下りなどの動きがあってもなめらかに撮れるので使い勝手抜群です!
EOSよりも綺麗に撮れている気がしてなんともいえない気持ちになります…
こちらの映像も使用せず…

続きましてこちら↓


弊社の販売ブースでは当日撮影した映像を流していますが、それを見ているお客様。
コンクール会場というのは、撮影した映像をすぐに流せる分
映像を見ている人の反応を直接感じ取ることが出来る、撮影者にとっては貴重な現場です。
ここのブースに来ると、毎回撮影のやる気が爆上がりします。
販売ブースへのご来店、誠にありがとうございます!

続きましてこちら↓


楽器に火をあてている…?
そう、楽器のリペアマンによる修理風景です!
コンクールの裏方といえば、チケットもぎりや打楽器の搬入出、チューニング室の進行、トラックの誘導、アナウンス、など
多くのスタッフによって支えられていますが、リペアマンこそ忘れてはならないスタッフの一員です!
昨年夏のコンクールから、エンディング映像にはリペアの様子を毎回取り入れさせて頂いております。
今回も使わせて頂いておりますが、こちらのカットは使用せず…
かっこよく撮れたんですが…ああもったいない(;´Д`)
エンディング映像で5分使って良いのならガンガン使うんですが…

続きましてこちら↓


ステージ裏の様子。
演奏者はステージ袖での待機時間中に、使用する譜面代の高さを調整しております。
そうすることでステージ上での調整時間を無くし、スムーズな進行に繋がります。
全ての都道府県のアンサンブルコンテストでやっている共通事項かと思いきや、意外とそうでもないらしいですね…

最後にこちら↓


0分押し!?
そう、裏方スタッフのおかげで終了予定時間を押すこと無く時間通りに進んでいたのです(むしろ予定よりも早かったくらい)
エンディング映像に使いたかったんですが…
私の力量ではうまく組み込めませんでした…もったいない…


ずいぶん長くなってしまいました。

今大会の商品はこちらからご注文いただけます!

どんなDVD・Blu-rayに仕上がっているか、皆様お楽しみに!

テスト前の。。。

2019 - 10/10 [Thu] - 15:04

こんにちは。ハヤノミ☆です。
全然、更新しておらず、申し分けありません。

さて、私のあるあるなのですが、テスト前に限って部屋の掃除をはじめるという、勉強嫌いです笑
そんな私が、すぐそんな癖が治る訳もなく、やっちゃいました。
編集、明日から頑張ります。

撮影に持って行くケーブルがコンテナケースに入っているのですが、デフォルトの数が分からない!と
久しぶりの録音で思いまして、早速ケーブルまき直しと、内容物の見出しを作りました。

シンフォニクスでは中継システムが2システムございますが、1システムにつき、1オーディオケーブルセットとしております。
わかりやすいように、「HD1」と「HD2」とシステムごとに呼んでおります。
で、整頓して、誰にでも分かるように、内容表記をケースに貼りました。

「HD1」オーディオケース
image1S_20191010145233a2f.jpg

「HD2」オーディオケース
image2S_20191010145706df8.jpg


で、気がついてしまいました。
私、オーディオケーブルは基本2本セットにするのです。
足りなーい!!!!(怒)

まぁ、とりあえず、このまましばらくは過ごしますが、いつか同じ数にしたい。。。



さて撮影ももちろんですが、事務所もきれいにしたくなってしまったんですよね。
各団体ごとのプロジェクトを箱ごとにまとめているのですが、宛名が長いやつは、ピローンとしているのが嫌で。。。
IMG_1044S.jpg
IMG_1164S.jpg

とりあえず、同じ長さにしてみました。
けど、なんかイマイチでしたね。でもやってみないと分からない事です。
今回の反省を生かして、次はもっときれいにしていこうと思います。
IMG_1165S.jpg

誰でも分かる。必然的にきれいにしたくなる、これが、仕事の効率・間違いが起きない秘訣だと思っています。
また、きれいになったら、更新しまーす。笑

デュプリケーターのドライブ交換

2019 - 03/25 [Mon] - 16:05

こんにちは。
ハヤノミ☆です。もう3月もわずか。別れもありますが、新しい出会いもある時期です。

この年になると、あまり年度の変わり目は感じませんが、学生になるととても記憶に残る時期ですね。
演奏会での卒業シーンの撮影もたくさんあります。
そんな貴重な瞬間を残し、大人になって映像をみて思い出してもらえたら良いなぁと思いつつ、日々撮影をしております。


さて、話は変わりますが、先日デュプリケーターのドライブ交換を行いました。
デュプリケーターとは、簡単に言うと複製器です。
自社でDVDやBD、CDなどを複製し、パッケージにしております。
IMG_9154.jpg
「×」がついているドライブは、もはや機能しておりません。苦笑

そのデュプリケーターですが、長年使っているとエラーが出て、複製出来なくなります。
原因は様々ですが、大きな原因の一つにドライブの劣化(書き方が極端だが...苦笑)があります。

一つのドライブだけ、よくエラーが出ていたのですが、同じ時期に交換をしておりますので、おそらく他のドライブのエラーが出るのも時間の問題と思い、思い切って、すべて交換することにしました。


●その1
カバーを外す。
カバーを固定しているネジを外します。このデュプリケーターのカバーのネジは後ろについております。
IMG_9155.jpg

ちなみに電動ドライバーは一つしかないので、私は手動で一生懸命行っておりました。
IMG_9162.jpg

外れるとこんな感じ。
IMG_9156.jpg
意外にシンプルだし、ほぼドライブじゃん!という感じですね。


●その2
ドライブを固定しているネジを外す!
IMG_9157.jpg
何回も言います!私は手動で外しておりました笑

●その3
ドライブにつながっているケーブルを抜く!
(ちなみにこれをするだけでエラーが治る場合もあります。長年使っていると接触不良などが起きます)
また、1台ずつやらないと、どのケーブルが、どのドライブ用か分からなくなりますのでご注意を。
IMG_9158.jpg

IMG_9161.jpg

●その4
ドライブを取り出す!
IMG_9163.jpg

●その5
新しいドライブを取り付ける!
IMG_9160.jpg

ちなみに、コンピュータやハードディスクが内蔵されておりますが、そんな重要な部分はこんなちっぽけ。。。
IMG_9164.jpg

IMG_9165.jpg

レゴチックな小さな町みたい。笑


●その6
ドライブを本体へ戻し、ケーブルを差し込む。
このときに、やはり長年使っていると、埃などが入っているので、エアーで吹きます。
ちなみに、シンフォニクスでは、強力なエアーも鎮座しておりますが、今回は場所の都合上、小さなエアーで埃を吹き飛ばしました。
IMG_9166.jpg

超強力エアー
image1_201903251552091b2.jpg

今回はこちらで。。。
image2_20190325155208aa2.jpg


●その7
あとは簡単。
すべてのドライブを同じように交換し、ドライブをネジで固定。
カバーをかぶせれネジを固定すれば、終了です。

IMG_9166.jpg

IMG_9167.jpg
何度も言います!私は手動ドライバーでネジを固定しました笑


本当に日々、ちょっとずつですが、メンテナンスはとても大事です。
こうやって自分でドライブを交換したりすると、大切に使おうと思えますね。



ちなみに
「デュプリケーター」とローマ字入力でタイピングするのに、「dhy」と打ったり「dhp」と打ったり。
「電動ドライバー」を「電動ドライブ」と書いてしまったり笑
なかなか、記事を書くのが大変でした。


では、また4月更新をしまーす!(そろそろ、シンフォニクスブログ乗っ取ろうかしら。)
ハヤノミ☆


タイトル・セーフティ

2019 - 02/05 [Tue] - 11:28

2月になりましたね。
このくらいの年齢になると、1年があっと言う間に過ぎてしまいますね。

さて、編集の小ネタでも出していこうかと思います。
もちろん、編集のプロの方々には、そんなの当たり前だよ!という話ですので
スルーしてくださいね。

さて、タイトル・セーフティとは・・・。
簡単に言うと、モニター・テレビなどに映像を映した際に端が見切れてしまうのです。
その見切れた部分に文字があると文字が読めないのです。
なので、この範囲内で文字を出しましょう、この範囲内なら文字が見切れませんよ。という
ラインがあるのです。

ちなみにすごく昔の写真から掘り出したものですが、タイトル・セーフティを守っていないとこんな感じになります。
IMG_9139.jpg
昔、私のフェイスブックに書き込んだのですが、これ「11:20」なんですよ。
でも、一番左の「1」が消えてしまい、「1:20」だよ。という話でした。


そしてタイトル・セーフティも少しずつ広くなって行き、今では90%が表示されるゾーンとされているようです。
※ただ、これは、各編集者により、基準が違うので必ずしも、90%とは限りませんのであしからず。

80%タイトル・セーフティ
※ブログ用に画像サイズを調整しています。
80safety.jpg

85%タイトル・セーフティ
※ブログ用に画像サイズを調整しています。
85safety.jpg

90%タイトル・セーフティ
※ブログ用に画像サイズを調整しています。
90safety.jpg

80%の頃に比べるとだいぶタイトル・セーフティが広くなりましたね。

今でこそ、Youtubeなどが出回り(ちなみにパソコンでのタイトル・セーフティは100%です)、あまりタイトル・セーフティを気にしない方もいらっしゃるようですね。


4:3や16:9、ハイビジョン、4K、8K映像の世界も変わっているんですね。



おまけ
前の会社の社長が今でもネタのように話してくれます。笑
「S-VHSが発売された時の画質はきれいで衝撃だった!!」


以上、ハヤノミ☆でした。

業界っぽく

2018 - 11/10 [Sat] - 16:03

こんにちは。ハヤノミ☆です。

すっかりBlogの更新がされておりません。
先月分も取り戻すように、今月もう一度更新しますよー!


先日、子どもの給食サンプルをみて「やおやになって見やすくなった!」といいましたところ、通じないと言われまして・・・。
ちょっと写真では見にくいと思いますが、給食が見やすく少し斜めになっていています。
IMG_7771S.jpg

八百屋さんが、野菜をみやすくするように、少し後ろを高くして、見やすくしております。

さらっと、言葉に出していましたが、結構業界用語?みたいなのあるんですよね。


【わらう】「それ、わらっといて」
【CA(しーえー)】「CA、ばみっといて」(バミりも業界用語か?)
【ウエスト】「司会、ウエストで」
【バスト】「女声、バストで」
【あし】「あし、もってきて」
【ケツカッチン】「21時、ケツカッチンです」
など。

皆さん、わかりますか?


【わらう】→片付ける
【CA(しーえー)】→カメラアシスタント
「CA、ばみっといて」(バミりも業界用語か?)→カメラアシスタントさん、印つけておいて」
【ウエスト】「司会、ウエストで」→「司会者、ウエストショットで」
【バスト】「女声、バストで」→「女声、バストショットで」
【あし】「あし、もってきて」→「三脚持ってきて」
【ケツカッチン】「21時、ケツカッチンです」→「21時に完全に(撮影や撤収を)終わりにしてください。


私も知らないものたくさんあります。

先日、スチールさんの横で、撮影していたら
「ほら、みんなお刺身になってー!」
と言っておりました。
「さしみ?」と思っていたら、お刺身を盛るときのように、斜めに並ぶことを言うそうですよ。


ハヤノミ☆

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代表プロフィール

symphonics

Author:symphonics
代表取締役
佐藤政幸(さとう まさゆき)
1980年生まれ。
2004年に秋田大学を卒業。在学中にNHK秋田放送局をはじめ、多くの映像制作・技術会社のスタッフとして映像制作業務に携わる。
大学卒業後、都内の大手放送技術プロダクションである株式会社東通に入社。撮影、編集業務において数多くの番組製作に携わる。

自身が小学校~大学時代まで、吹奏楽とアマチュアオーケストラでトロンボーンを担当していたこともあり、音楽映像に関しては人一倍のこだわりがある。