音に苦労する!?
こんにちは。1号です。
毎日暑かったり雨だったり、はっきりしない天気が続きますね。
西日本の豪雨の被害のニュースを聞く度に心が痛くなります。。。
さて、今日は珍しく(?)、音ネタです。
弊社では演奏会収録の際には、三点吊り装置に自社のマイクを持ち込んで録音します。
場合によってそのほかに、スポットマイクやバウンダリーマイクを追加することもあります。
先日の収録でお伺いしたホールは三点吊りマイクの装置がありませんでした。
照明のバトンから吊ることができればいいのですが、バトンの位置も録音には適しておらず、他にマイクを吊れそうな場所もなく…
4mの高さまで伸びるスタンドを使って録音、というのもできるのですが、どうにも見た目がよくない上に今回はステージドリルもありましたので、さすがにそれは…
ということで、2階席にメインのマイクを配置しました。
それだけでは音が遠いので、ステージしたにサブマイクを↓
さらにはバウンダリーマイクも↓
ここで気をつけないといけないのはメインのマイクは距離があるので音が遅れて届くことです。
メインのマイクに対してサブのマイクは音源に近いので先に音が入りますよね。
空気中の音速は高校物理で習う
v=331.5+0.6t(m/s)
で進むわけですね。(tは気温です)
なので、メインマイクの音が遅れる分、他のスポットマイクにはディレイをかけて音を遅らせる必要があります。
実際にはステージ上で手を叩くなどして、サブのマイクとメインのマイクの時間差を録音ソフト上で確認し、デジタルミキサーでその差を補正する必要があります。
厳密なレコーディングなどでは、メインマイクから、各マイクまでの距離を正確に測定し、後に補正するんですね。
…と書きましたが、私は音は専門ではないので(会社員時代はビデオエンジニアと編集)、質問は録音を専門にやっていた2号さんまで。
昭和生まれですが、なにか…?
こんにちは。2号です。
突然ではございますが…
ここ最近、レコードにハマっております。
今月のお誕生日に、1号先輩にレコードプレイヤーを頂きました。
↓
我が家にレコードプレイヤーはありましたが、さわったことがなく、色々新鮮!
では、組み立てから参りましょう。
その1
開封の儀
その2
ターンテーブルの取り付け
その3
針の装着!
その4
と、針のおもりの調整をして…
いざ、再生!
と、まぁ、簡単に書いてしまいましたが、調整がアナログすぎて、難しい。そして、さわるのが怖い…笑
2号のレコードびっくり情報☆
レコードって、B面があるんですよ!
レコードって、書き込みが外側から内側へ情報が書き込んでいるんですよ!
レコードの中古って、300円くらいからあるんですよ。
とまぁ、知らないことばかりでした。
本当にすてきな音です。今は、レコードの音質が云々よりも、レコードの音を楽しんでいる2号でした。
最近、ツイッターで話題になっておりますが、
「巻き戻し」という言葉がなくなったそうですね。現在は、「早戻し」↓
時代は進んでおりますが、私2号は、時代をさかのぼっております。
【今月のレコード】※勝手にコーナーを作ってみました。
音楽の町
こんにちは。東京は暑いのでしょうか?暑さに負けず元気に過ごしています。二号です。
さて、撮影の合間に見つけました!
ここは、音楽の町なんだそうで。駅前に、こんなものが!!
吹奏楽にちなんだものですね。ある時間になると演奏するそうですよ。
なんと、こちら、銀色の部分に触れると、音がなります!
音楽の町(吹奏楽の町)というだけあり、フルートやホルン、トロンボーン、鍵盤楽器…と、勢ぞろいですね!
素敵な町です。
さてさて、引き続き撮影、録音、頑張ります!
録音のお仕事
久しぶりの更新になってしまいましたが、毎日ジメジメした日が続きますね。。。
みなさま、体調いかがでしょうか?
Symphonicsでは元気に(?)納品とサンプルの発送ラッシュ!!
全国各地へ向けて発送しております。
毎日、夕方の集荷前には非常にバタバタします。事務所内で運動会ですね。
さて、先日のことですが、青山シンフォニーオーケストラ様の録音のみのお仕事でした。
本来でしたら、3月に池袋の芸術劇場で定期演奏会が行われる予定で、SymphonicsとしてもDVD制作のご依頼をいただいていたのですが、震災の影響で日時と場所を変更し、復興支援コンサートとなったのでした。
ということで、今回は映像はなくて録音のみ。CDを作ります!
録音ベースはこんな感じ。
ProToolsで4チャンネル録音をします。さらにはバックアップ録音や当日お渡しCDのための機材が並んでおります。
メインのマイクはMBHO。
三点吊り装置がないホールでしたので、許可をいただきまして大型スタンドでマイクを立てております。
バウンダリー代わりにMicW N241も活躍しております。
こんな感じでSymphonicsでは演奏会のDVD制作のみならず、録音やCD制作も承っております。
どうぞお気軽にお問い合わせください☆
さて、明日は練馬文化センターにて東京大学フィルハーモニー管弦楽団様の定期演奏会の撮影です。
今度はDVDの制作ですね。
東京大学フィルハーモニー管弦楽団様とは第18回定期演奏会の時からお世話になっております。
さらには指揮者の濱本さんとは色々と別の楽団でお会いしたり。
明日も楽しみにしております!!
☆★東京大学フィルハーモニー管弦楽団 第27回定期演奏会★☆
場所:練馬文化センター 大ホール(ホームページ)
日時:2011年6月19日(日) 開場13:30 開演14:00
曲目:
ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」
シューマン 交響曲第4番
ドヴォルザーク 交響曲第8番
入場無料、全席自由
指揮:濱本広洋
変換ケーブル作った。
ネタもないけど更新します!
今月前半は撮影続きでした。
ということで、現在は編集の日々。
順調にサンプルDVDを各所へ発送してございます。
そんな合間に久しぶりに半田ごてを握って工作。
…というほどのものでもないのですが、念願の(?)変換ケーブルを作りました。
XLR5ピンとXLR3ピン×2の変換ケーブルです。
これは、三点吊り装置にマイクをつける際に、ホールによっては必要になるケーブルですね。
万全を期して(?)、5ピンの方はオスとメスの両方を作りました。
この変換ケーブル、今まではホールさんに都度借りていました。
というのも、ホールの吊り装置によってピンアサインが違うのでは?と思っていたので、そのホールに合ったものを借りるのがいいだろうと思っていたんですね。
しかし、関係各所に電話して調べてみたところ、大抵はアサインが統一されているとのこと。
普段、ホールさんが吊り装置に使うマイクが、サンケンであっても、ノイマンであっても、SONYであっても、SHUREであっても、ショップスであっても同じらしい。
(お電話で色々教えてくださった、K尾さん、P社のS藤さん、J社のH田さん、H社のY下さん、ありがとうございました!)
それなら、自前でつくっちゃえ!
ということで、秋葉原にて材料を調達し、作ってみたのでした。
今回、ケーブルはモガミのを使っています。
本当はベルデンにしたかったのですが、在庫切れとのことで…
気になるアサインは…
1…GND
2…Lch HOT
3…Lch COLD
4…Rch HOT
5…Rch COLD
はい! 同業者の方! メモメモ!!(…って、そんなの知ってるよ!って感じですか?)
今週末に撮影にお伺いするホールでは必要ないのですが、来週早速デビューの予定です!