世の中3連休でした。
世間は3連休! 小中高は夏休み突入! という楽しい時期ですが、この稼業にカレンダー上のお休みはあまり関係なく…
先週のオーケストラ演奏会同時2現場を無事に終えても休む暇などありません(いいことです)。
(→両案件共に鋭意編集中です。もう少々お待ちください)
3連休 初日…先々週に撮影したイベント映像の試写用DVDの編集完了~発送
〃 2日目…みなとみらいホールでの録音
〃 3日目…初台の教会にてオーケストラ&声楽のコンサート5カメ撮影
という感じでした。
音楽漬けでとても充実した3連休でした。
特に3日目に撮影したオケではトロンボーン奏者募集中だそうです。
うーん、でももう4年くらいブランクありますからね…
今日も編集作業中ですが、明日からは制作モノ(ピアノ講師向け映像)の撮影準備~撮影が始まります。
せっかくの夏なのでシラスなど食べにいきたいです。
オーケストラ演奏会撮影準備
今度の日曜日はオーケストラ演奏会撮影が2現場です。いずれも4カメ撮影で片方はSD16:9(ワイド画面)の指定です。
オーケストラ撮影は事前の準備が肝心です。私のところではスコアに各カメラのアングル等を書き込んでいき、本番ではディレクターがそれを読みながら撮影します。
このカメラ台本作成には、ステージ配置図を提出いただく必要があります。(もしくは文面や口答でもいいので配置を教えていただくことが必要になります)
オーケストラに詳しい方ならご存じかと思いますが、ステージ上の楽器の並びには色々なパターンがあり、特に弦楽器は1st(第一バイオリン)と2nd(第二バイオリン)が並ぶ場合と、指揮者を挟んで向かい合う場合があります(対向配置といいます)。
通常配置でカメラ割り台本を作ったのに当日現場に行ってみたら実は対向配置だった!となってしまいますと、本番直前に大幅なカメラ割り変更が必要になってしまい、落ちついて撮影どころではありません。
ということで、上の写真のように配置図を見ながらスコアにどう撮影しようか悩みつつカメラ割りを考えるという作業を行います。
これがなかなか、難しくもあり楽しくもある時間なんですね。
いつもいつもオーケストラの映像担当者様には
「配置図ください」
「リピートはありますか?」
「アンコールはありますか? 曲は?」
…などなど質問責めでお手数をお掛けしてしまい申し訳なく感じているのですが
これもいい映像を作るためですので、どうかご協力いただけますと幸いです。
編集に追われてます
写真は週末のイベント撮影のベースの様子です。右の写真、手前がスイッチャー、奥がVEです。
センターにカメラ2台(1台は固定)と、客席前方の上手と下手に各1台の合計4台をスイッチング収録。また、別にENGカメラが2台の合計6台のカメラでの撮影でした。
この手の撮影で最も気を使うのが
「演者全員が平等の映っていること」
です。
その大前提を踏まえた上で、スタイリッシュな、かっこいい、スピード感ある映像、といった要素を挟んでいく、これにはかなりの技術とノウハウが必要だと感じています。
合計4時間の本番。怪我なく、事故なく、機材トラブルもなく無事に終了です。
さて、これから気合いを入れて編集です!