エンコード中に昔の話でも…
今日は朝から編集作業を進めております。
まだまだ編集すべき案件や、明日の撮影の準備などやならければいけない事は山ほどあるのですが、作業の合間を見てブログの更新です。
現在は、試写用映像をインターネット経由で見られるようにエンコード中です。
インターネットの高速化により、遠く離れたクライアントともリアルタイムで編集の相談をしながら作業が進められるというとてもいい時代になりましたね。
さて、既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、このブログの左側にtwitterを設置してみました。
リアルタイムで私佐藤のつぶやきがご覧いただけます(別に見たくないよ、という声も聞こえてきそうですが…)
それはさておき、エンコードにもう少し時間がかかりそうなので私が放送技術会社に居たときのお話しを少し。
私どもがオーケストラや吹奏楽演奏会の撮影をする際にはスコアにカメラ割りを書き込み、それを基にディレクターがインカムでカメラマンに指示を出しつつ撮影していくのですが、前に居た会社ではライブコンサートの仕事の時にはカメラ割りを歌詞カードに書いて撮影しておりました。
そのカメラ割りつき歌詞カードは全カメラマンとカメラアシスタント(以下、カメアシ)に配られ、ハンディカメラの場合にはカメアシがカメラマンに然るべきタイミングで撮影すべき内容を伝えていく、という方法をとりました。
↑これがその時の現場の画像です。
当時、13人(…だったかな)のアイドルグループのライブだったのですが、当時私はカメアシとして現場に就いておりました。
前日のリハーサル時に私が担当するフリーのカメラマンから
「佐藤君、モー○。って詳しい?」
と聞かれ、
「えーっと、○ちゃんと、○護ちゃんなら知ってますけど…」
と返したところ、
「いや、その2人もう居ないから」
「えー!じゃあ誰も分かんないです」
という感じで、ダメダメカメアシだった私。
その日に帰ってからネットで調べてできるだけ顔と名前を覚えていきました。
その時に「あ、矢○ちゃんも知ってたわ」という事に気づきました。
本番当日、ケーブルを裁きつつ歌詞カードを必死で追いかけ、ここぞというときにカメラマンに
「亀○!、次で亀○です!」
と叫んだものの
「亀○って誰? どこ?」
「…たぶん、あの人です!」
という感じで撮影は進んでいったのでした。
ちなみに、この時のカメラ台数は16台でした。アイドルグループのメンバーよりも多いですね。
このときのライブの大型ビジョン出しは別の会社さんが入っていたのですが、こちらはカメラ3台でズバズバと的確な映像を撮影しておりました。
とても勉強になる一日でした。
コンタクトレンズとメガネ
今日の東京はとても天気がよくて暖かいですね。
気温も15度まであがるそうで、3月中旬並の陽気だそうです。
受験生の皆様はセンター試験お疲れ様でした。
私がセンター試験を受けたのは… えーっと11年前ですか… そうですか…
あの時は毎朝、母が作ってくれた大根のハチミツ漬けの汁を飲んでいましたので、風邪もひかずに無事に乗り切ることができました。
今年はインフルエンザの影響などで追試の受験人数が過去最多とのことですが、皆様には最後までがんばっていただきたいものです。
さて、Symphonicsでは年明け早々に市販用の演奏会撮影がありまして、年末にも撮影ラッシュがありましたので編集に追われております。
こうも天気が良くて暖かいと出掛けたくなりますが、そうはいきません。
あっ、でも週末の撮影に向けてコンタクトレンズは新調しようかと思っております。
なんせ、週末は珍しく(?)カメラマンとしての出動なのです。
(普段はスコアを読んで指示を出したり、スイッチャーと呼ばれるカメラの映像を切り替えて収録する仕事が多いのです)
日頃はメガネとコンタクトレンズを使い分けているのですが、撮影の時には圧倒的にコンタクトレンズの方が楽ですね。
以前、私どもの撮影にも協力してくださったカメラマンの宏哉さんは、一昨年レーシック手術を受けて見事に裸眼視力を回復しました。
しかし、メガネとは長い付き合いだった彼。顔の上にメガネがないのが落ち着かないそうで視力回復した今でも“度なし”メガネをかけています。
その“度なし”メガネが汚れていたとき
宏哉さん 「あー、このメガネ見えへんなぁ」
Symphonics スタッフM 「いや、メガネ外せば見えると思いますよ」
という通常とは逆であろう会話をされていたのを思い出しました。
皆様も目は大切にしましょう。
こんな機材も使います。
今日の東京はかなり寒かったですね。雪も降ったようですが、皆様体調はいかがでしょうか?
さて、先日のコンサート撮影で↑のようなレンズを使いました。
標準的なレンズに比べると随分大きくて重いのです。
写真を見ても分かるとおり、カメラ本体とレンズが同じくらいの大きさですね。
これはCanonのJ33という33倍ズームレンズです。
私どもがコンサート撮影で普段使っている標準レンズは18倍など。
18倍ズームレンズでもエクステンダーという焦点距離を2倍にする機構を使えば36倍ズーム相当の映像が撮れますが、この33倍レンズではエクステンダーなしでもそれと同等のアップの映像が撮れてしまいます。
これにエクステンダーを入れると66倍ズームになりますから、もはや望遠鏡ですね。
このレンズを使うことで、2,000人以上収容の大ホールの最後方からでも奏者の手元の映像を撮ることができます。
もちろん、この機材は誰でも使えるという訳ではなく、それ相応の経験のあるカメラマンでないと、いくら三脚を使った撮影とは言えブレブレの映像になってしまいます。
ちなみに、三脚も通常のものよりもかなりでっかくてゴツい三脚を使用します。
Symphonicsではこのように、皆様のご要望に様々な機材とノウハウでお応えします。
この機材を使った撮影も無事に終了しました。
これから編集に追われる日々が続きます。
私どもは年明け早々バタバタしておりますが、皆様も体調にはお気をつけくださいませ。
あけましておめでとうございます
新年のご挨拶が遅くなってしまいました。
皆様、あけましておめでとうございます!
本年もSymphonicsをどうぞよろしくお願いいたします。
新年のご挨拶が遅くなったのは正月休みをゆっくりと満喫していた…のではなく、今年も早々にバタバタしております。
年末年始もゆっくり休むこともなく、来週に控えている大きな撮影案件の準備や、年末に撮影した案件の編集などに追われております。
年明け最初の撮影はスタッフ5名体制の4カメ撮影。
昨日、その現場の下見と打ち合わせ、リハーサルの見学に行ってきました。
年をまたいで気が抜けない状況が続きますが、「仕事は常に上機嫌で」明るい気分でこの状況を楽しみたいと思います。
本年も私どもSymphonicsは、映像制作をより身近に、
痒いところに手が届くプロダクションとして、柔軟な体制で、虎にも負けない迫力の映像を創ってまいります。
また、ハイビジョン制作やBlu-ray制作も積極的に行っていきたいと思っております。
そのためには、常に新しいノウハウと環境と体制を整えておく必要がありますので、そろそろ固くなってきそうな頭を柔軟にしておかないといけませんね。
近日中にはコンサート映像のサンプル動画の拡充とリニューアルを予定しております。
こちらも準備が整い次第ご案内申し上げます。
本年も皆様にとりまして良い1年となりますことをお祈りいたします。