NHK番組技術展に行ってきました。
久しぶりの更新になってしまいました。
元気に生きておりますが、バタバタな忙しさでしたもので…
少し前の話になりますが、渋谷のNHKで行なわれた番組技術展に行ってきました。
世田谷にあるNHK技研の公開とは違って、NHKの現場職員が創意工夫を凝らして自作したり開発した機材などの展示会でした。
さすがに現場発の機材はどれも工夫に富んでおり、思わず欲しくなってしまうようなものもたくさんありました。
ドリーという三脚の下につけるキャスター(?)のようなものにバネを仕組んで防振装置付きにしたもの。
デカカメ箱レンズ(スタジオや中継で使われる箱形の大きなカメラ)にも使えるプロンプタ。
ブラタモリで使われていたSONYのマメカムHDの竿クレーン。
自発発電機構付きリモコンや足踏みリターンスイッチ。
などなど、とても興味深く楽しい展示がたくさんでした。
基本的には既製品にないなら自分たちで作ってしまえ!というコンセプトだと思います。
NHKというと、莫大な予算でバブリーなイメージがあるかもしれませんが、現場サイドで涙ぐましいと思えるような努力をされているんだなぁと感じました。
今年初めて行ったのですが、機会があったらまた今度行ってみたいですね。
さて、3月後半はおかげさまで予定表にびっしりの撮影ご依頼をいただいております。
自分でも無事にこなせるか心配になる程ですが、体調管理とスケジュール、機材管理を万全にして臨みたいと思います。
結婚式のプロフィールムービー
再来週末に結婚式を挙げる友人のプロフィールムービーを作っております。
彼は高校~大学まで一緒で、私の結婚式の時に友人代表スピーチをしてくれた方です。
スピーチのお礼にプロフィールムービーを作らせてくれ、とお願いし、制作しております。
先日、送られてきた写真を一枚一枚スキャンしたのですが、ここで思ったのは彼が大学時代に使い捨てカメラ(と思われる)で撮った写真よりも、幼少時代の写真の方が遙かに綺麗だったということ。
カメラの性能もそうですが、やはり職人さんが一枚ずつ露出に合わせて現像した写真の美しさはたいしたものだと感心します。
今は結婚式関係は専門ではないですが、今もたまに親戚や友人関係の結婚式の撮影や、プロフィールムービーの制作などをしております。
プロフィールムービーに限らず映像は凝ったことをすればキリがなく、以前は背景のキラキラ系CGの上に写真を出して、パーティクルでテロップを出したりと、結構手の込んだものを作ったりもしました。
しかし、今回は映像効果は最小限にとどめて、写真を見せる部分はシンプルにするように徹底して作ってみました。
写真そのものに感情移入ができるように、と。
某生命保険会社のCMがシンプルなのに印象が強いのは、きっとシンプル故の良さがあるからなはずだ、と思うのです。
明け方にひとまず繋ぎきった映像をサーバーにアップ。
遠く離れた友人に見てもらい、手直しをしていく予定です。
が、友人は
「心の準備ができ次第見る」
と。
気持ちも分かります。
幼少時代からの写真が並んだ映像は、それがどんな出来であれ感動するのでしょうから、心の準備も必要かと思います。
さて、喜んでくれるでしょうか…
卒業シーズンですね。
気づけば3月。
3月と言えば卒業シーズンですね。新たなスタートを切られる方が多い時期であり、人生の節目の時期でもあります。
卒業と言えば先月、立命館大学交響楽団様のフェアウェルコンサートの撮影に京都まで遠征いたしました。
そのサンプルDVDとジャケットが完成いたしました。
卒業をイメージして今回はバラを使ったジャケットデザインにしてみました。
気に入っていただけますでしょうか…
さて私どもは今月後半は、おかげさまで自分でもスケジュール表を見て「うわぁ…」と思ってしまう程に多忙になっております。
また、現時点でも編集案件がたくさんあり、気が抜けない毎日でありますが、このブログの更新も合間を見て精力的にがんばっていこうと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。