静岡にて
明日から、吹奏楽コンクールの撮影です。
4カメスイッチング撮影です。
ロビーに生中継が出ますので気が抜けません!
がんばります!
ちょっとした工作?
Symphonicsでは、吹奏楽コンクールの撮影の準備を進めております。
で、今日はちょっと便利かな?と思われるものを作ってみました!
これ!↓
なんだかヨクワカラナイ変換ケーブルと変な箱のようなものですが、これかなり画期的!(あくまで、自分の中でですよ)
普段の4カメ撮影などで、センター固定無人カメラを置くことが多いのですが(もちろん、安全面は考慮するとして)、その無人カメラのレンズのズームをベースで動かすことができたら便利だよなぁと。
そこで、カメラケーブルの空いている回線を使って、それをやってみようじゃないかと急に思い立ち、作ってみたのです。
とても簡単な工作で、ハンダでケーブルをつけるだけ。
動作チェックしたところ、100メートルのケーブルでも問題点ありませんでした!
スバラシー!
これまで、リモコンカメラはベースでズームを動かせていたのですが、これでENGレンズのカメラも遠隔操作できます!
キヤノンでもフジノンでも大丈夫!
早速、吹奏楽コンクールで大活躍してくれることでしょう!
ということで、今日は午後から吹奏楽コンクール撮影の準備。
課題曲については、これまでに演奏会で全曲を撮影しているので、そのときの台本をもとに少し手直しなど。
それから、撮影テープのラベルの準備です。
しかし、テープはあくまでバックアップ。
スイッチングの本線は直接HDDに取り込み、バックアップも1系統はコンパクトフラッシュに取り込みます。
無事に終えられますように!
気をつけて安全運転で行って参ります!
地上アナログ放送、最後の日
先日の現場で、インカムのヘッドセットが見事に断線しているのを発見しました。
おそらく、スタッフが撤収時に誤って何かに挟んで切れちゃったのでしょう。
予備があったのでその日の現場はよかったのですが。
つくづく、細かいものでも予備機材の必要性を感じましたね。
さて、今日は秋葉原にて同じヘッドセットを買ってきまして、プラグ部分を改造しまして、断線した分を補充しました。
さらに、断線したものは修理して、予備の予備としました。
備えあれば憂いなしと言いますが、本当にそうですねぇ。
さてさて!
今日、2011年7月24日は地上アナログ放送が終わる日でしたね。
2003年12月から順次開始された地上デジタル放送。
私はその当時はまだ大学生でして、NHK秋田放送局にて学生スタッフとしてニューステロップの作成などを行っておりました。
私がいた頃は、まだ秋田県内はアナログ放送しかされていなかったのですが、取材用にHDCAMのカメラが入り、編集VTRもHDCAMとなり…と、最新機器の導入に感激したのを覚えています。
その後、私は東京のテレビ番組の制作技術会社に就職したのですが、その頃は地デジが始まっていたとは言え、まだまだアナログで観ている家庭がほとんど。
4:3の番組とHDの16:9の番組が混在していました。
HDの番組もアナログで放送される場合にはサイドカットといって画面の左右を切って4:3として放送されていたため、テロップは画面の端には入らず、サイドスーパーもHDで観るとなんだか中途半端な位置に置いていました。
(局によっては13:9や14:9という微妙なレターボックスで放送される場合もありました)
放送局に納品する際には、HD放送用のHDCAM(もしくは HD D5)と、SDのD2と呼ばれるテープの両方で納品する必要がありました。
つまり、HDで編集してから、SDのD2にダウンコンバートして納品していたのです。
しかし、単純にサイドをカットして納品すればいいのではなく、ドラマなどでは4:3に切り出すフレームを1カットずつ左右に微調整したりと、結構大変でした。
それにしても、地上デジタル放送が始まった当初の映像ってなんだか画質が残念だった気がします。
おそらく、エンコードする際の品質が技術的にまだあまりよくなかったんでしょうね。
地上デジタル放送では、MPEG2と呼ばれる画像圧縮方式を用いており、画像の圧縮とその展開が必要になるため、どうしても放送される映像と音声に遅延が発生します。
その遅れも、機器や環境によってまちまちで、地上デジタル放送では時報の放送がなかったり、時刻テロップがフェードで変わったりするのはそのせいなのです。
(これ、今日のツイッターで盛り上がったのですが)
かつてのBSアナログ放送も、地球から衛星に電波を飛ばして帰ってくるまでに遅延が発生していたのですが、その遅れは一定だった(確か、0.3秒ほどだったと思います)ために、その分を先行させて時報などを放送していました。
そのため、同じNHKニュースでも、地上放送とBSではBSのみが時報を先行させて放送していました。
…と、なんだかとってもマニアックなブログになってしまいましたが、自分でもアナログ放送の記憶を忘れないために書いてみました。
最後に、地上デジタル放送に移行するにあたって、現場でご苦労された放送局等の技術者の皆様に、心からお疲れ様でした、と伝えたいです。
nicsなのでニックスじゃなくてニクスなんです。
今日の東京は涼しかったですね。
最近、体力作りのためにジョギングをしているのですが、走っていて涼しい風が気持ちよかったです。
さて、昨日は撮影でした。
とても有名なチェリストの方のリサイタル。
固定カメラを2台と有人カメラ1台の合計3カメでパラ撮りしました。
午後入りでしたので、午前中にゆっくりを機材準備など。
近いホールでしたので、まったり運転、まったりホール入り。
駐車券をいただいたのですが…
まあ、これはよくあること。
「シンフォニックス」
これ、屋号を決める時には全く想定していませんでした。
しかし、結構な確率で「ッ」が入ってしまうんです。
自分的には、エレクトロニクス、メカニクス、バイオニクス…など、「ッ」が入らない方が自然な感覚なので、なんとも思っていなかったのですが、電話で屋号を伝えると大抵、「ッ」が入ります。
ある程度諦めておりまして、「シンフォニックス」でもネットの検索で引っかかるようにはしております笑
こちらが昨日の撮影前の様子。
上からの固定カメラは同時通訳室から。
下からはお客様の視界を遮らない位置で。
昨日も涼しかったので、スーツでもあまり苦ではありませんでした。
それにしてもメモリー系のカメラは、開場前から終演後まで回しっぱなしで放っておけるのでとても便利ですね!
なんとなく個人的な感覚ですが、固定カメラを回すために映像業者が開場後のステージに乗るのって嫌なんです。
以前、開場後にステージの上を堂々とジャンパーで歩いてデジカメ撮影をしている同業者を見たことがあるのですが、それはSymphonics的には大NGです。
それと、ケーブルの敷設が汚いのとか、車椅子席を占有するとか、インカムの音が漏れているのとか…
映像業者はあくまでも裏方ですし、お客様からしたらスタッフなのですから、お手洗いの位置を尋ねられた時にはご案内できるくらいにはしておきたいものですね。
いちばん近くのホールにて
まずいまずい。
7月はBlog全然更新してないじゃないですか!
気がつけばすでに20日。夏休みのシーズンに突入です。
さて、先日は文京区民オーケストラ様の撮影でした。
文京区民オーケストラ様とはもうかなり長くおつきあいさせていただいております。
Symphonicsの所在地も文京区。
会場は事務所から一番近いホールである文京シビックホールです。
おそらく、ここのホール、年間8日間くらいは撮影に来ているんじゃないでしょうか。
今回も4台のカメラを使ってのスイッチング収録でした。
今回、マイクは三点吊りに4回線。
2mのステレオバーが大活躍。
自然なホールリバーブをとらえることができました。
このステレオバー、各所で噂になっているようなのですが、簡単な自作でございます。
折りたたみ式ではないために、持ち運びが大変なのが難点。
今日は音の編集を行っております。
とてもお気に入りなのが、weavesのL3というプラグインソフト。
音圧を稼ぐために使うのです。
オーケストラは音のダイナミックレンジ(大きいところと小さいところの差)が大きいために、演奏の音が一番大きい部分をデジタル収録できる最大音量としてしまうと、DVDにした時に演奏の音圧が小さい部分がTVではほとんどきこえなくなってしまいます。
そこで、自然に音圧の差を少なくするために使っているのがこのL3。
この手のソフトの中では高価なのですが、それだけあってとても自然に聴かせてくれます。
現在、バウンス中。
同じ演奏会の録音でもDVDとCDでは編集が違うんです。
というSymphonicsのちょっとした宣伝(?)でした。
ハムイーター
暑い毎日ですが、皆様体調いかがですか?
私は今のところ元気に過ごしております。
久しぶりに今日のお昼ご飯シリーズ。
尾道ラーメン!@東京水道橋。
お昼に水道橋まで用事があったのですが、そのついでにお昼ごはんを食べようと思い、どこで食べようかなーと思っていたところに「尾道ラーメン」の看板が!
広島のお好み焼きを月に2回は食べている身としては、食べないわけにはいきませんね!(よく分からない理由ですが…)
さて、今日はおもむろにSymphonics封筒を作ってみました↓
カラーレーザープリンタを活用できました笑
その後はまったりと、CDの生産など。
怒濤の編集ラッシュも一段落しております。
間もなく納品ラッシュ&吹奏楽コンクールですね。
さて、今日のツイッターで少し話題になった「ハムイーター」。
簡単に言うと、電源からくる映像のノイズ(ハムノイズ)をとって(イート)くれる装置です。
それにしても、
ハムイーター本体に書かれている魚みたいなのがノイズを食べている絵。
微妙にユルくてかわいいですよね。
かなり昔からある製品なのに、このデザインは斬新だと思います。
さくらんぼとwindows7
Symphonicsのメインサイトでは、ようやくサンプル映像を公開いたしました。
ご協力いただきました団体様に感謝申し上げます。
また、サンプル映像は逐次追加して参ります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、毎日暑いですねぇ。
なんだか、今年も東京は去年みたいに「実は梅雨明けしてました」という感じになりそうな気がします。
さて、そんなあっつい日々ですが、先日うれしい贈り物が届きました!!
山形のお仕事仲間のYちゃんから!
さくらんぼ! しかも二箱も!!
いつもありがとうございます。
食べきれずに悪くしちゃうといけないので、お世話になっている方々にもお裾分けさせていただきました。
ごちそうさま!
さて、話題は変わってちょっとマニアックなお話。
私がメールをしたり、このブログを書いたりしているパソコンを新しくしてみました!
とは言っても、新しく買ったのではなくてOSをwindows7に変えました。
これまで、買ってから一度もOSをクリーンインストールされることなく、windowsXPのまま酷使され続けた事務用ノートパソコン「Strauss」。
最近では、シャットダウンとしようとすると再起動してしまい自ら不眠不休状態に陥っていたり、何をするにも重ーい状態だったのですが、HDDをSSDと呼ばれる次世代ドライブにして、さらにはOSをwindows7にしたところ、同じパソコンとは思えないくらいに快適に動いてくれるようになりました。
windows7はすでに編集機で使っておりまして、なかなかの使いやすさに気に入っていたところ、逆に事務用のノートPCの動作の緩慢さが気になって仕方ない状態だったんですね。
これで、しばらくは快適に動作してくれそうです。
使えるものは大切に使いたいですものね!
ちなみに、Symphonicsのコンピュータたちには作曲家の名前が多いです。
「Mahler」「Ravel」「Strauss」…
基本的にタイプしやすい名前をつけております。
経理用PCは「Pythagoras」。
音楽とは関係なさそうな名前ですが、ピタゴラス音律という音程の理論がありますね。
でも、Macくんは「Macbookpro」。
彼だけ愛嬌のない名前です…