私どもシンフォニクスはあらゆる映像コンテンツを生み出すプロダクションです。 このブログは、そんな私どもの日常を綴って参ります。

ヘッドアンプと音声信号レベルについて

2017 - 11/30 [Thu] - 11:48

こんにちは。
久しぶりの投稿でございます。

大変に有り難いことに、秋から冬にかけては忙殺状態の弊社でございますが
色んなご縁がありまして、様々なジャンルのお仕事をさせていただいております。

また、ひっそりとInstagramもはじめておりますので、Twitterとともに是非フォローくださいませ。
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さて、久しぶりの更新は機材の修理。
マイクのヘッドアンプ(マイクプリアンプとも言いますね)の修理というか、修繕(?)です。

その前に、ヘッドアンプ(マイクプリ)って何?と申しますと、アンプというくらいですから、音声信号を増幅する機械です。
アナログ音声信号には大きく分けて、「ラインレベル」と「マイクレベル」というのがあります。
ラインレベルにも幅があるのですが、だいたい電圧にして1Vくらいです。
テレビなどについている白と赤の音声入出力端子を通る信号も「ラインレベル」です。

それに対してマイクレベルは、マイクロホンから送られてくる微弱な音声信号です。
これもすごい幅があるのですが、かなりざっくり電圧にして0.001Vくらいです。
つまり、マイクレベルからラインレベルに持ち上げには1000倍ほど増幅しなければならないわけです。

小さい音声信号をそこまで大きくするわけですから、機器によってクオリティの差もありますし
音のキャラクターみたいなものも変わってきます。

マイクの次に音を決める重要な機械と言ってもいいかと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今回、FocusriteのRed1というヘッドアンプのVUメーターが中に落っこちてしまったので
バラして元に戻します。
このHAは弊社ではオーケストラの収録ではまず使いませんが、大きい音が得意なHAなので、吹奏楽などの収録で使います。


蓋をあけて、中に落ちたVUメーターを元の位置に戻りします。
元々、両面テープみないなのでくっついていうだけでしたので、裏からテープで補強しました。



ついでに、1chのファンタム電源のスイッチが光らなくなっていたので、こちらも直しました。


ちゃんと全部光るようになりました。



おまけに…

先日の収録で、ベースがあまりにも明るかったので、黒い幕を張ったら孤独な感じになりました。


Twitterで好評(?)だった、中継の仕事でカメラを担ぐ新人。


そして、足をつる新人。



さて、年内いっぱいたくさんの収録がございます。
日々がんばって参ります!

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代表プロフィール

symphonics

Author:symphonics
代表取締役
佐藤政幸(さとう まさゆき)
1980年生まれ。
2004年に秋田大学を卒業。在学中にNHK秋田放送局をはじめ、多くの映像制作・技術会社のスタッフとして映像制作業務に携わる。
大学卒業後、都内の大手放送技術プロダクションである株式会社東通に入社。撮影、編集業務において数多くの番組製作に携わる。

自身が小学校~大学時代まで、吹奏楽とアマチュアオーケストラでトロンボーンを担当していたこともあり、音楽映像に関しては人一倍のこだわりがある。