私どもシンフォニクスはあらゆる映像コンテンツを生み出すプロダクションです。 このブログは、そんな私どもの日常を綴って参ります。

最近作ったもの

2014 - 08/10 [Sun] - 16:57

夏まっただ中ですね。
毎日暑くて参ってしまいますが、事務所の窓にスダレをつけたら、かなり冷房が効くようになりまして、昔の人の知恵ってすごいなぁと感心しておりました。

こんにちは、1号です。

弊社はソフト的に映像を制作する会社でございますが、ソフトを作るにはハードが必要。
ハードには、製品になっているものであればお金を出して買えばいいのですが、中にはどうしても製品にはないものも多く…
そうなるとやはり自分で作るしかありません。

ということで、最近作ったものを一挙公開!
(あくまでも自作は自己責任で)

さて、まずはこちら↓

(写真は試作段階です)

SONYのスタジオVFをPanasonicのカメラで使うための夢の架け橋ケーブル。


PanasonicのスタジオVFは、今ではなかなか手に入らないためにSONYのを流用できるように自作しました。
両者のピンアサインを見ることで、映像を映すまでは簡単でしたが、苦労したのがタリーの点灯。
Panasonicのタリーは電圧をかけるだけでは点灯しないのです。

幸いにも、光延長システムにタリーの出力がありましたので、それを使ってタリーをつけることが可能になりました。

このVF、そのままカメラの上につけてもいいのですが、三脚に載せた時の重心をさげたいのと、撮影時の姿勢を楽にする目的でこのようなものも作りました。


これで、スタジオVFをカメラの横につけることができます。



続きまして、民生用ハンディカムで使う変換ケーブル。


ちょっと前のSONYのハンディカムは、LANCというリモート端子とアナログの映像出力が同じ端子になっています。
アナログ映像出力とLANCリモートを同時に使用したい時に使えるような純正のケーブルがあればいいのですが、残念ながらそのようなものは存在しません。

それならば作るしかない。ということで、細かい半田付けでしたがなんとか完成。


製作して分かったのですが、すべてのハンディカムでアナログ映像出力が同時に使えるわけではありませんでした。


続きまして、このアクリルの板を…


こんな形に曲げまして…


音声卓のフェーダーをペアリングするものを作りました。


最後は、こんな部品を買いまして…


こんなケーブルを作りました。


これは何かって、FujinonのズームデマンドをCanonのレンズに使えるようにする変換ケーブルです。

もう少し詳しく書きますと…
放送用レンズメーカーは主にCanonとFujinonの2社のものが多く使われます。

それぞれズームデマンドというリモコンのようなものがありまして


それらは上の2社ではピンアサインが違うのです。
幸いにも電気的な仕様は一緒ですので、変換ケーブルを使うことで、CanonのレンズにFujinonのズームデマンドを使うことや、逆にFujinonのレンズにCanonのズームデマンドを使うことができるようになるんです。


このような感じで、ないものは作ればいい、という理念(?)のもと、色々なものを自作しております。
ハード面を工夫をすることで、よりよいソフトを作れるようになるのではないか、また、それがコストダウンにも繋がるのではないかと考えております。

ないものは作ればいい、という考えは一番最初に入った会社に教えてもらったと思います。
大きな会社でしたので、機材的には恵まれた環境でしたが、それでもメーカーで作っていないものは、自分たちで作っていました。

…という、オチのないエントリーになってしまいましたが、きっとこのあと3号さん面白い記事を書いてくれるはずですので、楽しみにまっててねー!()

では、暑い夏をがんばって乗り切りましょう!


1号

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代表プロフィール

symphonics

Author:symphonics
代表取締役
佐藤政幸(さとう まさゆき)
1980年生まれ。
2004年に秋田大学を卒業。在学中にNHK秋田放送局をはじめ、多くの映像制作・技術会社のスタッフとして映像制作業務に携わる。
大学卒業後、都内の大手放送技術プロダクションである株式会社東通に入社。撮影、編集業務において数多くの番組製作に携わる。

自身が小学校~大学時代まで、吹奏楽とアマチュアオーケストラでトロンボーンを担当していたこともあり、音楽映像に関しては人一倍のこだわりがある。